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2022年1月28日
各 位
一般社団法人 井上井月顕彰会
伊那市美篶10674番地
会長 北村皆雄
東京事務所 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-12-12
オスカカテリーナ5階
電話:03-3341-6975
FAX:03-3350-0654
拝啓
いつも当会への様々なご支援を賜り、誠にありがとうございます。毎年開催しております「井月忌の集い」について、今年は会場での開催も予定しておりましたが、コロナの感染状況が急に拡がっていることからやむを得ず開催を中止することとなりました。
急なお知らせとなりましたことお詫び申し上げますとともに、事前投句の応募は予定通り行いますので是非応募していただければ幸いです。
事前投句の締切日が当初2月15日となっておりましたが、延長して2月22日(必着)までといたします。当日句は中止となります。
また、オンラインでの開催なので、当日オンライン参加の方はメールアドレスのご記入をお願いいたします。詳しくは、同封の用紙をお読みください。
なお、3月伊那で予定していた「第9回千両千両井月さんまつり」も次年度に延期にします。決まり次第、井月顕彰会HPでお知らせいたします。
敬具
NEWSコロナ感染拡大を受け、オンライン配信のみの開催といたします。
詳細はこちらからご確認ください。
NEWSたくさんのご応募ありがとうございました。
当日LIVE配信をお見逃しになった方も、しばらくの間ご視聴いただけます。
今年で9回目となります「井月忌の集い 俳句大会」に
多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
全国から投句いただいた612句の中から選ばれた優秀句をご紹介します。
漂白の俳人井月が亡くなった3月10日(明治20年旧暦2月16日)に合わせて開催される「井月忌の集い」も9回目となりました。俳句大会の様子はYouTubeでライブ配信いたします。
〔選 者〕予定
伊藤伊那男/井上弘美/櫂未知子/小島健/佐怒賀正美/
檜山哲彦/藤田直子/水内慶太/矢島惠/山田真砂年/
天野小石
〔表 彰〕
井月俳句大賞 伊那市長賞 堀内功賞
かんてんぱぱ賞
信濃毎日新聞社賞
長野日報社賞 中日新聞社賞
市民新聞グループ賞 伊那ケーブルTV賞
伊那路賞
伊那のうまい酒賞 (受賞商品あり)
伊那の地を放浪した俳人、井上井月の人生を捉えた労作三部作を上映&配信!
井月の俳句を世に知らしめた駒ヶ根出身の下島空谷は、文人が多く集まる東京都田端で開業医を営んでいた。そこには若い芥川龍之介もいて親しくしていた。空谷がふるさと伊那に井月という流浪の俳人がいたことを紹介すると、ぜひ本にすべきだと勧められ、自費で出版することになった。後に伊那高女(現伊那弥生ヶ丘高校)の教師高津才次郎と共に精選された句集を出した。
江戸時代から明治にかけて伊那を放浪しながら俳句を詠んだ井上井月について、井月研究家の春日愚良子氏と竹入弘元氏に聞く。井月の正装姿を描いた橋爪玉斎と弟助信とのかかわりを末裔の橋爪剛健氏に聞く。併せて、井月を世に出した下島空谷の生家の現在の当主下島大輔氏からは、下島筆次郎の言葉を紹介する。また、空谷の随筆には、井月は身なりは乞食だが俳句もよく、書も立派だと記してある。
乞食の身なりをして伊那を放浪していた井月さん、冬はさぞ寒かったろう。そんな思いを込めて冬の句をいくつか紹介、自分流の解釈を加えてみた。